ここでは【プラスアクト】という雑誌についてまとめていきます。
購入可能なものはネタバレは最小限です。
一つ一つが内容にボリュームがあるので、何回かに分けてまとめていきます。
今回は第1回目から4回目です。
プラスアクト 2013年11月号(2013/9/27発売):菅田くん と野村くんと
●55P、7ページ、11カット 菅田将暉くん、野村周平くんと
●グラビア
①②③向かって右から、亮くん、菅田くん、周平くん、白い布をかけている
④並びは一緒、右手上、左手下にして伸び、目を閉じている
⑤菅田くんが前にのそべって、その後ろに向かって右から亮くん、周平くん
⑥並びは一緒、布がとれて、しゃがんでいる亮くん
⑦亮くん上、向かって左に菅田くん、右に周平くんで組体操のピラミッド
⑧亮くんと周平くんが寝転んでいて、菅田くんが2人ののどをこしょこしょして、嫌がっている2人
⑨三角になって、頭を中心に3人で仰向けで膝を抱えている
⑩⑨から、足を伸ばして、中央で足が合わさる
⑪向かって左から菅田くん、亮くん、周平くん
●テキスト:男子高校生の日常
・3人のシーンでの空気感
・エチュードだったシーンについて
・撮影スケジュール、仕事始めについて
・菅田くんと周平くんの関係性について
・亮くんと2人の関係性について
・菅田くんから亮くんの印象
・菅田くんがスカートをはくシーンとその後について
・現場の雰囲気が映画と一緒だった話
・男の子が集まるとしている話について
・文化祭の準備のシーンについて
・共演者について
・ヒデノリ(亮くん)と文学少女の恋について
・男が勘違いしてしまう女の行動のシーンについて
・現実に女子チームとの関係性
・ビジュアルについて
・監督の演出がおもしろい話
・監督との関係性について
・続編についてのアイディア
感想
・菅田くんと周平くんが何度も共演しているからか、それとも性格なのか、菅田君5割、周平くん4割、亮くん1割くらいで、亮くん目当てだとちょっと物足りなさもあったかな。それでも、映画についての裏話や普段の男子が集まったときに話すことなどは面白かった。
・グラビアは3人でのカットが多いので、わちゃわちゃ感は楽しめるけど、被写体としての亮くんの魅力はそこまで引き出されていないかな~
オススメ度:★☆☆☆☆
プラスアクト 2014年7月号(2014/5/27発売):アオハライド
●56P、6ページ、7カット
●グラビア:アオハライド制服at体育館
①仰向けになり、両手は頭の下、左足伸ばす、右足立てる
②左手のシャツを腕まくりしているところ、目線は左
③講壇に腰かけてふり向いている、左足は下して、右足は壇の縁にかかと
④笑顔、バストショット
⑤顔アップ、伏し目
(渡り廊下)
⑥振り向きざま、バストショット
⑦右向き、顔アップ
●テキスト:アオハライド
Q.今作に小湊役で出演すると決まった時はどんな気持ちでしたか?
高校は卒業したといはいえ、まだ20歳だし、設定はすんなり受け入れられました。と同時に、高校生を過ぎたからこそわかることがあるんじゃないかなって。僕の高校時代は「アオハライド」とはかけ離れていたので、この作品を借りてうっぷんを晴らそうかと(笑)
Q.どういう意味で?
やっぱり”青春”です。恋愛だったり、部活だったり・・なんでもいいから夢中になれるものがひとつでもあるだけで世界が違ってくるというか。だって、学生時代ってやれることがいっぱいありますよね。時間はいくらでもあった気がします
もっとああしておけばよかったってこと、いっぱいあります。凄く楽しい高校生活だったけど、実にくだらなかったなと(笑)
Q.小湊の役柄を知った時は、まず何を考えましたか?
なんだろう、難しいぞってことかな。こういうテンションの高いムードメーカー的なキャラクターを演じることが多いんですけど、どうしてだろうと思っていて。だって僕、めっちゃ根暗なんです
だから小湊とは全然タイプが違うし、僕が思うムードメーカーと監督が思うそれも違っていたりする。監督に言われたのは、小湊はテンションが高くて”これぞ青春だ!”みたいなことを言うけど、全て本気で言っている訳ではなくて、どこか冷めてる部分を持ちながら、敢えて楽しもうと、そういう風にしてるキャラだって
Q.根暗だと言う自分になんでこういう役柄が来るんだろうって、身近な人に聞いたことある?
マネージャーさんには話したことあります「チャラそうに見えるんじゃない?」って言われました(笑)
自分では全くわからないんですけどね。もちろん、こういうチャラそうな役も楽しいです。でも、普通の男とか演じてみたいんです
Q.どういう男?
妻夫木さんが演じているような役柄かな
・こういう話題の時に妻夫木さんは例に挙がることが本当に多い
だから凄いですよね。だって、普通って一番難しそうな気がするんです
・小湊は共感を呼びそうな役柄です
監督には”ギャップとも言われました。小湊がどのラインまでをふざけて言うのか、どこから真面目になるのか。それって、かなり難しくて。自分ではここ熱く言いたいんだけどなぁっているセリフでも、小湊は熱いセリフだからこそ少しチャラけて言うとか
映像で見せるとなると、マンガのようにはいかないですもんね。ちゃんと答えとして提示しないとならない。監督とも、途中まで同じほうを向いていたのに、ちょっとしたところで違ってきたりするし
だから、監督の前で色々やってみて、具体的にもアドバイスを頂いて、それを併せて自分の中で考えて考えて・・なんとなく着地させてから演じています。最初に台本を読んだ時は、無茶苦茶素直なヤツだと思っていたんです。言いたいことはそのまま熱く言うような、感情をさらけ出すタイプだって。で、それを監督の前でやった時に、ちょっと違うねって話になった
Q.解決策は?
例えば、”今は感情的には落ち込んでるけど見せるテンションとしては高い”とか、そういう風に考えるようにして
・感情とは別の動きをすると?
そうです。”寂しい”っていうセリフを笑顔で言ったり
・先ほど現場で吉沢さんのお芝居がいいと聞きました
ホントですか?ホントに?自分では不安たっぷりだけど
これで合ってるのかなって思う時もあるし、単純にお芝居が足りてないなって感じるときもある
もっとやりたい気持ちになるんです。あと(自分が)下手だなぁって思ったり。で、へこむ。基本、へこんでます
Q.OKが出て上がったりしないの?
たまにありますけど、OKがかかった瞬間は逆にだいだいへこんでる(笑)
Q.いつごろからそういう感じに?
今までもちょくちょくあったんですけど、特に最近かな
・貪欲になってきたのかもね
そうかもしれない。「ロストデイズ」の時も、同世代でお芝居が出来る役者さん達の中にずっといたから、負けてられないって毎日必死だった。お芝居に対して、どのアプローチが一番正しいんだろうとか凄く考えました
・傾向として、正しさを求めることが多いんですね
正しさを追求してるんだけど、”これが正しいでしょ!”って思いながら演じることがあまりない。だから余計気にしてるのかもしれないです
Q.台本はよく読み込むほうですか?
今回は現時点で7~8回くらい。線を引いたり、書き込みとかは全然しないんですけど。メモスペースにちょっと気になったことを書いておくくらい。収納方法がダメダメなので、見た目はバキバキです(笑)
・最初のころからメモを?
以前「金魚倶楽部」というドラマの現場で、監督に”メモを取る癖はつけたほうがいいよ”って教えていただいて。確かに何か思いついた時、憶えてるつもりでいても、少し経つとブレてたりするじゃないですか。そこからかな。でも、本番前は一切見ないですけど
Q.どうして?
お芝居が固まっちゃう気がするんです。色々書いて読んじゃうと、それ通りにやろうとしてしまう。もっと自由に臨まないと正解がわからないと思うんですよ
(小湊は)洸のこと好き過ぎですよね(笑)何があっても味方だし。いいヤツだな・・あんな友達がいたら嬉しい
Q.そういう友情はなかった?
あそこまでのある意味くさい友情はないです。でもすっと一緒にいたから目には見えなかったのかも。わざわざ口にしないし、なんとなくわかってる感じというか
Q.ラブストーリー作品って観ますか?
恋愛ものはあまり観ないです。でも、今回こういう作品に出せさて頂くので、マンガを漁りまくりました(笑)読むと恋愛したくなりますね
Q.三木監督の作品は?
「僕等がいた」を観ました。あの、ほら、バス待っててチューしようみたいになって、結局通り過ぎてもチューしてるシーンがあったじゃないですか。あれ、一番キュンとしました
僕、例えば演じていてそのまま恋しちゃうとか、そういう感覚って全然ないんです。役柄が自分に影響を与えるみたいな感覚がない
・精神的に引きずる役者さんもいますもんね
一度そういう感じになってみたいかもしれない。役が自分自身に入ってくるって、どういうことなんだろう?
・吉沢亮という人の顔立ちの強さを考えた時に、それを踏まえても役柄によって全然別人に見えるのは、キャラクターが浸透してる証拠だと思ったりもしますけど
ホントですか?凄く嬉しいです。全然違うって言われたいから。全部吉沢亮にしか見えないなんて言われたら、もう辞めたくなります(笑)
演じてるのは僕だけど、その役柄はストーリーの中で生きてる訳だから。ひとりの生きている人物として捉えてほしんです
・最近の20歳くらいの若手俳優のみなさんは本当に色々と考えていて凄いですね
今、俳優の層が世代ごとに厚いとか・・めちゃめちゃ言われるんですよ。どう思う?って。意識していないと言ったら嘘になるけど、聞かれる程度にしていないというか。そりゃあ同世代が素晴らしい作品に出ていたら、刺激になるし嫉妬もするけど、それは心の奥底に置いておいて、俺は俺だしっているスタンスで挑戦していこうと思います。だって、みんなそれぞれ頑張ってるんだから
俺、結構思ったことをそのまま言っちゃうし、かっこつけたいけどそれは多分無理。ボロが出る
このままボヤーンといきます(笑)
どんな作品でも必ず何か学べるので、積み重ねだと思います。だって、今までやった役柄で何が一番とかって、僕、ないですもん。いつも自分に対しては、どうして出来なかったんだろう、もっと出来たのにって、ネガティブな想いばかりです
Q.観てて上手いなぁと思う役者さんはいるんですか?
たくさんいます!レオナルド・ディカプリオさんがまず凄い「ギルバート・グレイプ」なんて、僕より全然年下のころに演じてますよね。あと、山田孝之さん。作品観ていて本当に凄いなって。自分と年齢が近い方だと、池松壮亮さん
Q.技術によるところなんですかね?
技術も多々あるんだと思います。今度ワークショップとかにも行ってみたいです
Q.何かを学びたい?
なんだろう・・学ぶというよりも、ほかの役者さん達がどういう気持ちでお芝居してるのかを知りたいかも。何を思いながら演じてるのか、聞いてみたいです。それは役作りという意味ではなく、お芝居している最中の話。役者なんだから、頭が真っ白になっている訳ないだろうし、役になりきると言ってもどこかに俯瞰で見る自分がいるだろうし、何を考えてるんだろうって凄く興味があります
Q.吉沢さんの場合は?
その時々にもよりますけど、タイミングが凄く大変な時はそのことで頭がいっぱいだし、”こいつ何言ってるんだ?”ってリアクションするシーンの場合は、その言葉をずっと復唱してる感じ
・忙しいですね
そう。とにかく忙しいんです。でも、何も考えてないって言う人もいるんでしょう?そのほうがいいのかな。あまりに必死でも・・
感想
・テキストのクオリティが半端ない!亮くんの役に対するアプローチの仕方、芝居に対する貪欲さ、正しさの追求、それに伴う苦悩。台本の活用方法、同世代の俳優に対する思い、上手いと思う俳優さん、そして、ワークショップへの意識、他の役者さん達が芝居しているときの気持ちへの好奇心、役作りにおけるビジュアルへの位置づけなど、「役者・吉沢亮」の芝居に対する熱量がパンパンではちきれそうなぐらい詰まっている。インタビューアーの「船田恵」さんに感謝だよ!!亮くんの発言をより深く掘り下げてくれて、亮くんが自分でもぼんやりを思っていることを、ツッコんでくれてより先の想い、より深い思考、より根本に思っていることを聞き出してくれた、引き出してくれた。プロに対して失礼だけど、相づちの技量が高いんだなと。的確な相づちがより深い質問となって、どんどん亮くんの深い意識を言葉が芋づる式に引き出されて、これだけの読み応えがあるテキストになったのだろう。
オススメ度:★★★★★
プラスアクト 2014年11月号(2014/9/27発売):水球ヤンキース
●134P、4ページ、3カット
●グラビア:オレンジっぽい単色の写真
①顔アップ、左斜め下に目線
②左向きの笑顔
③左手を右肩のあたりへ、カメラ目線
●テキスト
・アオハライド(2014年7月号)のときは、カメラマンと話しながら撮影して、自然な表情
・菅田くんと、周平くんとの撮影(2013年11月号)は、子犬3匹っている設定
・「笑って」と言われるのが苦手ということですが、表現力も増してるなと感じます
表現力が増しているかどうかわなからないですけど、顔が変わったねっていうのはよく言われます。大人っぽくなったねとか、おっさんくさくなったとか(笑) 「水球ヤンキース」で共演している間宮君には女の子に興味がなさそうって言われましたもん。”そういうのを通り越してそう”って(笑)
Q.同世代の共演者が多いドラマはどうですか?
やっぱり刺激にはなりますね。これから注目されそうなキラキラした若手の俳優さん達が多い中、自分はどうやって目立っていったらいいだろうかっていうのは、正直考えたりします
これだけのメンバーの中で、自分に何が出来るんだろうとか、このメンバーの中で僕が負けないものはなんだろうなと考えながらやっています
Q.撮影は大変ですか?
大変です。水球のシーンなんてもう朝から晩まで1日中水の中に入ってやっているので、きちんと体調管理しないと風邪を引いたりしますし
Q.競技としてハードですもんね
めちゃくちゃハードです!本当にあんな大変なスポーツ、ほかにはないと思う。基本はずっと立ち泳ぎなんですけど、立ち泳ぎでプールに1分いるだけでつらいんですよ。その状態でクロールでバーッと泳いでボール捕ってシュートして、またクロールで戻ってーみたいな感じが続くので。少なくとも、今までやったスポーツの中では一番大変です
Q.10年前くらいから将来こういう仕事をしたいって考えていたんですか?
全くなかったです。でも、そのころから一度きりの人生だから人とは違った仕事をしてみたいという好奇心は強かったですね。具体的に”この仕事をやりたい!”という思いはそんなにはなかったですけど、わからないなりに、やりがいが持てることをしたいって気持ちは、ちっちゃいころから大きかったかもしれません
Q.すっとお芝居はやっていきたいですか?
やってたいです。そのころどう思っているかは、なってみないとわからないですけど、今のところ一生やっていけたらいいなと思っています
Q.30歳までの間に挑戦したいことはありますか?
今までやったことがないものだと、時代劇をやってみたいです。あと、良い方が変かもしれないですけど、”昭和の香り”がする作品をやってみたいんですよ
自分の見た目のことを言うのはちょっと気持ち悪いんですけど、”イマドキっぽり見た目だね”ってよく言われるんです。そういう昭和っぽいものが出来そうな見た目じゃないと思われることが多いので、やってみたいと思ったのかもしれません
昭和っぽい作品って情の厚さというか、そういうのがしっかり描かれてたりするので、逆に新鮮に感じるんです
Q.10年後に限らす、先のことは考えるほうですか?
先のことはあんまり考えていないかも。今は目の前のことでいっぱいいっぱいなので(笑)ただ、将来のことを考えて漠然と思うことがあるとしたら、結婚してるのかなってことだったりするんですよね。現段階では結婚したいなんて全く思ってないけど、もしかしたら結婚してるのかな、どうなんだろう?子供は凄い好きなので、いつか家族が作れたらいいなとは思うんですけど
Q.プラスアクトで今後してみたいことは?
インスタントカメラで撮ったような粒子の荒い写真で、普通に日常を切り取ったような写真を撮ってもらいたいです。あんまりこう・・かっこつけた感じよりも、普通なのが安心するというか。だから実は寄りの写真よりも引きの写真のほうが好きだったり
なんか苦手なんですよね。自分のこと話すのも、凄い苦手ですもん
Q.逆に自分のことを言われるのは?
そんなに好きではないです。”おまえってこうだよね”って言われたら、心の中で”違うよ”って思ってます(笑)
Q.雑誌の取材って、吉沢君にとってどういう場所ですか?
改めて自分がどう思っているか確認できる場所というか。普段思ってることでも、そこまで深く考えて生活してないから、質問に答えながら、”自分ってこんな風に思ってるんだ”ってことを発見したりしますね。だから、そうやって改めて口に出して言ってみることって、大事なのかなって思ったりもするんですよ。で、今思い出したんですけど・・小学校5年生の時、歌手になりたいと思ってました、確か。そのころSMAPさんに凄く憧れていて”自分も歌いたい!”と思っていたなって
感想
・「(芝居を)一生やっていけたらいいな」って!!!一生やってほしいよ~!!!!
”すっと”とか”出来る限る”とか”求められているうちは”とかではなく、”一生”って嬉しいなって!!
まあ、「今のところは」だけど。願わくば亮くんが健康で、私より長生きして欲しい。あ、でも、そうすると「吉沢亮・最後の作品」が観れないか・・・まぁ、いろんな出会いで考えは変わってしまうものだしね。私にできることは、多くは望まず、次の作品を楽しみにし、応援の気持ちを”購入”という形で表現し、自分の健康にも気をつけることかな。
・ちょってテンション上がる回答もあったけど、前回のテキストが神すぎて、相対的にちょっと物足りなさを感じてしまったかな
オススメ度:★★☆☆☆
プラスアクト 2015年1月号:アオハライド
●34P、4ページ、3カット
●グラビア:ネイビーのパーカー、パープルのアウター、黒パンツ
①開脚して座る、両手は足の間へ
②しゃがみこもうとしてる感じ(アウターの裾がひらっとしていて、右手の指の形がエロい)
③両手のひら開いて、右手はおでこの辺り、左手は口元
●テキスト:アオハライド
Q.小湊亜耶という役柄にどうアプローチしようと思ったか?
ただの暑苦しいバカに見えるけど(笑)実は一番周りが見えているヤツなんです。だから、バカやっているところとそうじゃないところのオンオフも意識しました
僕自身わりと男友達といることが多いし、地元も男友達ばっかりなんです。やっぱり彼らは安心出来る存在だし、お互い何かあったら助け合うだろうなって信じてもいます。だから、そういう意味で小湊に共感出来る部分はありました
ただ小湊みたいに、言葉にして友情を語ったりはしないですけど(笑)でも、友達を思っている度合いとしては、同じような感じだと思います
僕の場合、地元の友達は小学校から一緒だったりするので、親より自分のことを知っていて、隠すことも恥ずかしいこともないんですよ。やっぱり誰でも、仕事関係の人だったり、初めて会う人なんかには、どうしても一枚皮をかぶるところがあると思うんですけど、昔からの友達にはそれが全くない。本当に素の状態で思っていることを話せるので、そういう人たちがいあることは凄くありがたいですね
この作品、僕がハタチになって最初の作品だったんです。だから、撮影が終わってから、男メンバーでお酒を飲みに行くっている経験が初めてでした。それも凄く楽しかったです
終わってからも仲良くしていて、この間も東出君と千葉君とご飯に行ったんです。その時の話題は、なんで僕はモテないのか?ということ(笑)そういう話を「アオハライド」の時からしていて、”最近はモテてる?””全然!”みたいな感じでした(笑)
僕、渋谷109メンズ館のイメージモデルをやっているんですけど、そのポスターみたいに黙ってればモテるんじゃない?っていうことになりました(笑)喋べるからダメなんじゃないって(笑)
Q.三木監督からのアドバイスは?
芝居に関しては、ここはこういう感じで、みたいなことは言われましたけど、細かい部分までは言われなかったです。でも、1回でOKが出ることはありませんでした。色々なバリエーションでやってみて、その中からいいものを選ぶという感じでした。だから、自分の中で”これがベストだ”と思ったもの以外もたくさんやって。そうやって実際にやってみると”あ、こっちもいいかも”って思うこともあったんですよね。そういう発見が面白かったですし、演技の幅が広がった気がしました
・メイドコスプレのシーンについて
あのシーンはめっちゃ楽しかったです(笑)僕は、振り切って、大真面目にバカをやるのが凄く好きなんです。ああいうのって、どれだけはっちゃけられるかじゃないですか。だから、本当に楽しんじゃう感じで演じています。でもスカートって、はいてる感覚が気持ち悪いんですね~。スースーして足元が心細いし、すっごく寒い!女の子って大変だなって思いました(笑)
・青春時代について
高校時代は、恋愛もびっくりするくらい何もなかったし、学園祭や体育祭といった行事で熱くなってもいなかったですね。でも高1の時、学園祭で友達と女装したんですよ。別に周りが盛り上がってくれた訳じゃないんですけど、自分達の中で”うわっ、気持ちわる!”みたいな感じで笑いあったのがいい思い出ですね。印象に残ってるのは、それくらいなので、この映画みたいにキラキラした生活はありません(笑)
クールというより、ダラ~とした毎日です。「アオハライド」というより「男子高校生の日常」に近いです(笑)でも今思うと、それはそれで楽しかった。友達と一緒なら何をやっても楽しく思えるのが、青春なのかなって思います
・2015年はどんな年にしたいか
今年は学園ものが続いたので、わりと同世代の人に向けた作品が多い年でした。だから来年は、大学生役だったり、スーツを着てるような新米社会人の役だったり、少し年齢的にも上の役も挑戦出来たらいいなと思っています。今年はドラマをたくさんやったので、僕のことを知ってくれた人も増えたと思うんです。だからこそ、ここからもっともっと頑張らなきゃって思っています。そのためにも、ベテランの方に囲まれて、すっごくつらい思いをしながら鍛えられるような作品にも挑戦してみたいです
感想
・「アオハライド」に特化したテキスト内容。小湊という役を通じて、亮くんの友情感を知るには良かったのかなと。
・「アオハライド」の取材や舞台挨拶などで、亮くんがモテない発言をして、共演者がその原因を考えるみたいなことをやるが、私は亮くんの「モテる」の定義が知りたい!どういった人に、どうされたらモテると感じるのか?そこに踏み込んでくれるインタビュアーが出現することを切に願う。ファンにキャーキャー言われるのは違うみたいだし、不特定多数からデートに誘われたいのか、自分が気になる人がアプローチしてきてくれることなのか、その思考が知りたいのは私だけ?
オススメ度:★★☆☆☆